「コンピュータを再起動して保護を適用する」という通知が表示される場合、
エージェントの保護機能が正常に動作していない状態となります。
当該メッセージが表示された場合は一度エージェントを再起動頂き、表示が解消されるかご確認ください。
○「Apex One (Mac)」のビルド番号が古い
○「Apex One (Mac)エージェント」の承認機能が正しく動作していない
その場合、以下を実施頂き事象が解消されるかご確認ください。
1.「Apex One (Mac)」において
「3.5.7775 以降の修正モジュールが適用されていない」場合は、
下記製品Q&Aの手順にて修正モジュールを「Apex One (Mac)エージェント」に
適用して現象が回避するかご確認ください。
◆Apex One (Mac)Patch 14 の概要および適用方法
<https://success.trendmicro.com/ja-JP/solution/KA-0015954>
2. macOS の「カーネル機能拡張」が有する承認機能にて、
「Apex One (Mac)エージェント」の承認機能が許可されていない場合や
承認機能が正しく動作していない場合に
「Apex One (Mac)エージェントが正常動作しない現象」が発生する事例を確認しております。
下記製品Q&Aの「Apex One (Mac)エージェントの
ディレクトリ削除後、再インストール」項をご覧の上、
対処方法をお試しいただき、現象に変化があるかご確認ください。
◆macOS 10.13.x High Sierra 以降「保護が開始できません」というポップアップが表示される
<https://success.trendmicro.com/ja-JP/solution/KA-0008640>
※『Catalina(10.15.*)/Big Sur(11.*)/Monterey(12.*)/Ventura(13.*)/Sonoma(14.*)』でも
上述の現象が発生する可能性があります。
『Catalina(10.15.*)/Big Sur(11.*)/Monterey(12.*)/Ventura(13.*)/Sonoma(14.*)』での
操作手順も同一です。
3.SSL 証明書の有効期限の確認
下記製品Q&Aの「■ 証明書の有効期限の確認方法」項に
掲載している手順で「SSL 証明書の有効期限」が終了していないかご確認ください。
◆「Apex One(Mac)Patch 2(3.5.3714)以降」に
アップデートする前に SSL証明書 を確認する
<https://success.trendmicro.com/ja-JP/solution/KA-0011209>
4.アクセシビリティの設定確認
エラーが発生している端末につきましてフルディスクアクセス許可設定に問題が無いか
以下製品Q&Aを参照しご確認ください。
◆macOS Mojave(10.14) 以降のフルディスクアクセス許可設定について
<https://success.trendmicro.com/ja-JP/solution/KA-0009268>
5.ネットワーク拡張機能の初期化に失敗することによるエラー
ネットワーク拡張機能が初期化に失敗し、異常終了することによって問題が発生している可能性がございます。
その場合は以下対応を実施頂き、事象が解消されるかご確認ください。
(1) 事象の発生しているApex One (Mac)エージェントにてターミナルを起動します。
(2) 下記コマンドを実行します。
sudo /usr/libexec/PlistBuddy -c "Print General:running_status" "/Library/Application Support/TrendMicro/common/conf/TmNetworkEventHub.conf.plist"
(3) 下記ファイルを開き init_status = 20021 のエントリがあることを確認します。
また、下記ファイルのコピーを取得します。
「/var/log/TrendMicro/TMCNTMgmt/TMCNTPlugIn.log」
(4) 現象が再現するか確認します。
(5) 現象が再現する場合は再度ターミナルを起動します。
(6) 下記コマンドを実行します。
system_profiler -detailLevel full SPConfigurationProfileDataType -xml > ~/Desktop/profiles.spx
(7)再度現象が再現するか確認します。