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事象の原因
DSM10.0 Update 30(10.0.3484) において、セキュリティ機能の向上のため、新しいタイムスタンプ署名を確認する機能が反映されております。
※DSM11.0、12.0、20.0では既に反映済みとなります。
当該反映に伴い、各種パッケージ(ソフトウェアパッケージ、カーネルサポートパッケージ)やDSRUにおいても、新しいタイムスタンプ署名を利用し始めております。

本件につきましては、上述の結果、DSM10.0 の古いビルドにおいて、各種パッケージやDSRUのインポートを行った際に、新しいタイムスタンプ署名の確認に失敗することが原因で発生している事象となります。

事象が発生する環境
DSM10.0 Update 29(10.0.3481)以下すべて
※DSM11.0、12.0、20.0では本問題は発生しません。

事象による影響
新しい各種パッケージやDSRUのインポートができない状況となります。
※パターンファイルアップデートには影響はございません。

対処
以下いずれかの対処をご実施ください。
・DSM11.0 以降のメジャーバージョンにアップグレード
 ※手順は以下を参考にしてください。
  DSM11.0 へのアップグレード手順はこちら
  DSM12.0 へのアップグレード手順はこちら 
  DSM20.0 へのアップグレード手順はこちら 

・DSM10.0 Update 30 以降にアップグレード
 ※手順はこちら を参考にしてください。

回避策
事象A.につきましては、ヘルプセンターページよりソフトウェアまたはKSPをダウンロードし、手動でインポートすることで本事象を回避することが可能です。
ただし、事象B.に関しましては、新しいDSRUは手動でのインポートもできかねますので、前述の対処をご実施いただく必要がございます。
<手動インポート手順>
1. 下記ヘルプセンターページより、対象のソフトウェアまたはKSPをダウンロードします。


2. DSM管理コンソールの[管理]-[アップデート]-[ソフトウェア]-[ローカル]より、[インポート]を選択します。
3. [ファイルを選択]より、インポートするソフトウェアを選択し、[次へ]をクリックし、[完了]を選択します。
※ インポート時に下記製品Q&Aにございますエラーメッセージが表示されますがインポートすることが可能です。