ビュー:
以下の手順を実施し、ServerProtect for Storage 6.0をインストールしてください。
 

1. ServerProtect for Storageのシステム要件、及びインストール前の注意事項

  
以下のページより、ServerProtect for Storage のシステム要件をご参照いただき、必要な環境をご用意下さい。

  • Windows Server 2008以降では初期設定でWindowsファイアウォールが有効になっています。その為、予めServerProtect for Storageの通信に必要なポートを開ける必要があります。ServerProtect for Storageが使用するポート番号は次のWebサイトを参照してください。
    https://success.trendmicro.com/jp/solution/1096278

    必要なポートが開いていない場合、インフォメーションサーバへの登録時に支障が出て、手動アンインストール後の再インストールが必要になることがあります。
 

2. ServerProtect for Storage インストールファイルのダウンロード

 
  1. 以下のダウンロードサイトからServerProtect for Storage のインストールファイルを
    任意のフォルダにダウンロードし、zipファイルの解凍を行います。
     
     

3. ServerProtect for Storage のインストール

 
  1. ビルドインアカウント(OSインストール時に自動生成されていた管理者アカウント)にて"SPFS60.exe" を実行します。インストール用ファイルの解凍が始まりますので、しばらくお待ちください。
  2. [次へ] をクリックします。
       

  3. 使用許諾をご覧の上、同意した場合は[次へ]をクリックしてください。


     
  4. ブートセクタのウイルス検索が完了しましたら[OK]をクリックします。
     

     
  5. [名前]、[会社名]、[シリアル番号]を入力します。
    シリアル番号を入力しない場合は体験版として30日間ご利用いただけます。 

     

    「名前」および「会社名」は半角40文字(全角20文字)以内で入力する必要があります。
    全角20文字を超える名称で登録した場合、空白のポップアップが表示され、
    製品版のシリアル番号を入力しても体験版としてインストールされてしまいます。

  6. インストールするコンポーネントを選択します。ServerProtect for Storageのインフォメーションサーバが1台も無い場合は、3つすべてにチェックを入れてください。
    追加で一般サーバのみをインストールしたい場合は、「ServerProtect一般サーバとしてインストールする」にのみチェックを入れてください。
    また、今後のPatch適用の動作等への影響を避ける為、インストールフォルダのパスは極力変更せず初期設定のままを推奨致します。


    一般サーバをインストールする場合は、インストールする検索サービスの種類も選択する必要があります。
    EMC VNX/VNXe を保護する場合は、[EMC CAVA] を選択します。
    RPC を使用してNetApp デバイスを保護する場合は、[RPC] を選択します。
    ICAP をサポートするストレージデバイスを保護する場合は、[ICAP] を選択します。
    ※ServerProtect for Storage 6.0 Build 1119では[RPC]のみサポート致します。
     [EMC CAVA]、[ICAP]を使用する場合は、該当項目を選択後、すみやかに最新版のPatchを適用頂けますようお願い致します。

    ※インストールされた検索サービスはインストール後に変更することはできません。変更する場合は一般サーバをアンインストールし、再インストールの際に再度検索サービスをお選びください。

  7. 検索サービスインストールの確認メッセージが表示されますので確認後、[はい]をクリックしてください。


  8. 一般サーバまたはインフォメーションサーバのインストールを選択すると、ログオン情報を入力する画面になります。(ビルトインの管理者アカウントをご利用ください。)
    インストール先のサーバに対して管理者権限を持つユーザ名・パスワードを入力し、[次へ]をクリックしてください。
    「ドメイン名」の項目はWindowsの管理者権限(Administrator)が与えられたローカルアカウントと、そのユーザのパスワードを入力する場合は空欄で問題ありません。

    「ドメイン名」の項目に入力するケースは、ユーザ名の項目にドメイン環境上で使用するDomainAdminアカウントを指定した場合のみ、Windowsドメイン名を指定します。
    ※使用するDomainAdminは、ローカルのAdministratorと同じ権限である必要があります。


  9. 初めてインストールする場合はフォルダを作成するかどうか確認メッセージが表示されますので、[はい]をクリックしてください。


  10. インフォメーションサーバのパスワードを設定します。
    このパスワードは管理コンソールを使用してインフォメーションサーバに接続するとき(ログオン時)などに使用します。

     
  11. ショートカットを置く場所の種類を選択します。通常は初期設定のままで問題ございません。


     
  12. スタートメニュー内のどの場所にショートカットを置くかを決めます。通常は初期設定のままで問題ございません。


  13. 確認画面が表示されます。[次へ]をクリックして先に進むとファイルのコピーが始まります。


  14. ファイルのコピーが始まります。


  15. インストールが完了しますと以下の画面が表示されますので[終了]をクリックしてください。



    以上でServerProtect for Storageのインストールは完了です。

    TrendMicro Control Managerへ登録する際に必要なMCPエージェント機能につきましては、
    上記インストール内に含まれておりますので別途MCPエージェント機能をインストールいただく必要はございません。
    TrendMicro Control ManagerへServerProtect for Storageを登録する場合はTrendMicro Control Managerへの登録手順をご参照ください。

    他のサーバに一般サーバプログラムをローカルインストールする場合は、"SPFS60.exe" をコピーしてご利用ください。コンポーネントの選択画面で「一般サーバ」のみにチェックを入れると、一般サーバのみがインストールできます。その際、管理を行うインフォメーションサーバの指定を行いますので、ネットワーク内に1台はインフォメーションサーバの役割を担ったサーバが必要です。