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  • 本手順は 2023/8/23 以降に利用可能となります。
  • Apex One オンプレミス版 からの移行をご計画の場合には移行時のライセンス期間 にご注意ください。
  • Apex One オンプレミス版 をご使用の場合、こちらのFAQに記載の通りBuildバージョンを12980以上にして下さい。
  • 本手順の前提条件として、Trend Vision OneのアカウントをEndpoint Securityにアップグレードするか新規作成する必要があります。
 

Endpoint Security にアップグレードした Vision One にご利用中の Apex One SaaS が
連携されている場合、こちらの手順を実施すると本ページの手順は実施できませんのでご注意ください。 

本ページに記載の手順を実施いただくにあたり、以下の点を事前にご確認ください。  

・Vision One コンソール上の [ENDPOINT SECURITY OPERATIONS] >
 [Standard Endpoint Protection] が存在しており、画面表示が可能である点。

・Vision One コンソール上の [Service Management] > [Product Instance] 画面より、「インスタンスタイプ」が「Standard Endpoint Protection」であるインスタンスが存在する点。
※インスタンスが一つも存在しない場合は、[Product Instance] 画面より"製品インスタンスを作成"をクリックし、Standard Endpoint Protectionのインスタンスを手動で作成する必要があります。詳細はこちら をご確認下さい。
 

また、既存環境において Vision One と連携した Apex One SaaS をご利用されていて、
Endpoint Securityにアップグレードするの手順を実施済みのお客さまにつきましては、
CLP からは既存の Apex Central のコンソールにログインすることができません。
既存の Apex Central のコンソールにログインする際は、Vision One コンソールの
[Administration] > [License Information] 画面からログインしてください。

Central SaaS login.png 

既存の Apex One で利用しているポリシーを
Standard Endpoint Protection にて利用する方法

手順1: Apex Centralからのエクスポート

既存の Apex Central にてポリシーをエクスポートいただいたのち、Standard Endpoint Protection に
該当のポリシーをインポートすることでポリシー設定の移行が可能であり、既存の環境にて
利用しているポリシーを Standard Endpoint Protection にて継続して利用することが可能です。
 

※以降の画像は Apex One SaaS をご利用の場合のものとなります。  

1.既存の Apex Central のコンソールから、ポリシーをエクスポートします。

a. 既存の Apex Central のコンソールにログインし、[ポリシー] > [ポリシー管理] 画面に移動します。
ポリシー1-a.png

b. 「製品」部分にてエクスポートしたいポリシーに合致する製品を選択します。
 ※下記画面では例として「Apex Oneセキュリティエージェント」を選択しています。
ポリシー1-b.png

c. エクスポートしたいポリシーにチェックを入れ、[設定のエクスポート] を選択します。
 ・ポリシーを1つのみ選択した場合、拡張子「.cmpolicy」のファイルとしてエクスポートされます。
 ・ポリシーを複数選択した場合、拡張子「.cmpolicy」のファイルを含んだ「.zip」ファイルとしてエクスポートされます。
ポリシー1-c.png

2.上記1 にてエクスポートしたポリシーを Standard Endpoint Protection にインポートします。

a. Vision One コンソールにログインし、 [ENDPOINT SECURITY OPERATIONS] >
 [Standard Endpoint Protection] に移動し、ポリシーをインポートするインスタンスを選択します。
ポリシー2-a.png

b. [ポリシー] > [ポリシー管理] 画面に移動します。
ポリシー2-b.png

c. 「製品」部分にて上記1-b と同様の製品を選択します。
ポリシー2-c.png

d. [設定のインポート] を選択後、上記1-c でエクスポートしたファイルを選択し、[OK] を選択します。
ポリシー2-d①.png

※同じポリシーをインポートする場合、上書きするかどうか確認するポップアップが出力されます。
 [OK] を選択すると、既存のポリシーがインポートされるポリシーによって上書きされます。
ポリシー2-d②.png

 

手順2: Apex Oneからのエクスポート
 ApexOneSettingsExportToolを使用することで、オンプレミスのApex Oneサーバーからも設定をエクスポートすることが可能です。
詳細は以下FAQのStep1とStep2をご参照下さい。
オンプレミスのサーバの設定を Apex One as a service 環境へ移行する手順
 

既存の Apex One エージェントを段階的に
Standard Endpoint Protection に移行する方法

既存の Apex One エージェントを段階的に Standard Endpoint Protection に
移行する方法としては 以下の2通りの手順がございますのでご確認ください。
 

※以降の画像は Apex One SaaS をご利用の場合のものとなります。

1. 移行先サーバ(Standard Endpoint Protection)の FQDN を確認します。

a. Vision One コンソールにログインし、 [ENDPOINT SECURITY OPERATIONS] >
 [Standard Endpoint Protection] に移動し、移行先のインスタンスを選択します。
ポリシー2-a.png

b. [ディレクトリ] > [製品サーバ] 画面に移動します。
移動1-1-b.png

c. FQDN をコピーしておきます。
 ※FQDN は「Product」が「Apex One 14.0」の「xxxxxx.manage.trendmicro.com」の部分です。
移動1-1-c.png
 
2. 既存(移行元)の Apex One のコンソールから移行させたいエージェントを選択し、移行します。
 

※Apex One オンプレミス版をご利用の場合、Apex One サーバの管理コンソールに
 ログイン後、手順c 以降から実施ください。 

a. 既存の Apex Central のコンソールにログインし、 [ディレクトリ] > [製品サーバ] 画面に移動します。
移動1-2-a.png

b. Apex One サーバの URL をクリックし、Apex One サーバに SSO ログインします。
移動1-2-b.png

c. Apex One サーバのコンソールにて、[エージェント] > [エージェント管理] を選択します。
移動1-2-c.png

d. 移行したいエージェントを選択します。
 ※「shift」キーを押しながら選択することで、複数のエージェントを選択可能です。

e. 上記d で選択したエージェントを右クリックし、[エージェントツリーの管理] >
  [エージェントの移動] を選択します。
移動1-2-e.png

f. 表示された画面で [選択したエージェントを別の Apex One サーバに移動する] を選択後、
「Apex One サーバ名/IPアドレス」の欄に上記1-c でコピーした FQDN を入力し、[移動] を選択します。
移動1-2-f.png

g. Standard Endpoint Protection に該当のエージェントが移行されます。

 
1. 移行先サーバ(Standard Endpoint Protection)の FQDN を確認します。
a. Vision One コンソールにログインし、 [ENDPOINT SECURITY OPERATIONS] >
  [Standard Endpoint Protection] に移動し、移行先のインスタンスを選択します。
ポリシー2-a.png

b. [ディレクトリ] > [製品サーバ] 画面に移動します。
移動1-1-b.png

c. FQDN をコピーしておきます。
 ※FQDN は「Product」が「Apex One 14.0」の「xxxxxx.manage.trendmicro.com」の部分です。
移動1-1-c.png

2. 移行したいエージェントにて、移行に必要なファイルとツールをブラウザからダウンロードします。

a. 移行したいエージェントにて任意のブラウザを開きます。

b. 以下の URL にログインし、ファイルとツールをダウンロードします。
 ・https://<上記1-c でコピーした FQDN>:443/officescan/hotfix_pccnt/Common/OfcNTCer.dat
 ・https://<上記1-c でコピーした FQDN>:443/officescan/hotfix_admin/utility/ipxfer/DatFHS.dll
  ※32ビット版のエージェントを移行する際にダウンロードしてください。
 ・https://<上記1-c でコピーした FQDN>:443/officescan/hotfix_admin/utility/ipxfer/ipxfer.exe
  ※32ビット版のエージェントを移行する際にダウンロードしてください。
 ・https://<上記1-c でコピーした FQDN>:443/officescan/hotfix_admin/utility/ipxfer/DatFHS_x64.dll
  ※64ビット版のエージェントを移行する際にダウンロードしてください。
 ・https://<上記1-c でコピーした FQDN>:443/officescan/hotfix_admin/utility/ipxfer/ipxfer_x64.exe
  ※64ビット版のエージェントを移行する際にダウンロードしてください。

c. ダウンロードしたファイルとツールを同じフォルダ配下に保存しておきます。
 
3. 移行したいエージェントにてツールを実行し、エージェントを移行します。

a. 移行したいエージェントにて管理者権限でコマンドプロンプトを起動します。

b. 上記2-c でファイルとツールを保存したフォルダに移動します。

c. 以下のコマンドを実行します。

ipxfer_x64.exe△-s△ <上記1-c でコピーした FQDN>.manage.trendmicro.com△-p△80△
-sp△443△-e△ofcntcer.dat△-pwd△<移行するエージェントのアンロードパスワード>

※△は半角スペースです。
※32ビット版のエージェントを移行する際は「ipxfer_x64.exe」部分を「ipxfer_x64」に変更します。
移動2-3-c.png

d. Standard Endpoint Protection に該当のエージェントが移行されます。