ServerProtect 5.8 へアップグレードするには、大きく分けて以下の2つの方法があります。システム要件をご確認の上、アップグレードを行ってください。
何らかの要因でアップグレードに失敗しアンインストールができなくなった場合は、「関連する製品Q&A」に記載の手動アンインストールをお試しください。
プログラムの配信によってアップグレードする
上書きインストールを行うよりも工数が少なくてすみます。もしインフォメーションサーバと一般サーバ間の帯域に不安がある場合は、上書きインストールをご検討ください。
まずはじめにインフォメーションサーバをアップグレードした後、プログラムの配信を行います。
- インフォメーションサーバがインストールされているサーバでServerProtect 5.8のインストールプログラムを実行します。
- 新規インストールとほぼ同じ流れで、インフォメーションサーバ、一般サーバ、管理コンソールをアップグレードします。(詳しい手順は新規インストール手順をご参照ください。)
- 管理コンソールを開き、アップグレードが完了していることを確認します。
- [アップデート]メニュー-[アップデート]をクリックし、コンポーネントの一覧にある「ServerProtectプログラム」のバージョンが5.80であることを確認してください。
- [配信]ボタンを押し、"コンポーネントの選択"から「ServerProtectプログラム」を選び、配信を行ってください。
ローカルインストールによってアップグレードする
インフォメーションサーバと一般サーバ間の帯域が比較的狭い場合や、プログラムの配信によるアップグレードがうまくいかない場合に実施されることをお勧めします。
- あらかじめインフォメーションサーバをバージョン5.8にアップグレードしてください。(「プログラムの配信によってアップグレードする」の手順1と2を実行します。)
- アップグレードを行いたいコンピュータにて、ServerProtect 5.8のインストールプログラムを実行します。
このとき、インストールするコンポーネントとして一般サーバを選んでください。管理コンソールもインストールされている環境では、管理コンソールも選択してください。インフォメーションサーバはインストールしないようにしてください。
- インストーラによるアップグレードが完了したら5分ほどお待ちください。インフォメーションサーバとの安全な通信を行うための準備が行われています。
- 管理コンソールを開き、アップグレードを行った一般サーバが正しく表示されるか確認します。
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