Vision One における障害調査について
Visoin One をご利用中に障害が発生した場合は以下の流れで必要な情報を確認します。
こちらのアセスメントツールの利用方法について以下説明させていただきます。
製品を導入/運用していく中で状況によって様々な問題が発生することがあります。
そうした問題に対しては可能な限り早く「現象を回避する」「原因を追究する」ことが求められますが、そのためには発生している現象を正確に把握し、
問題の影響範囲や要因を絞り込む必要があります。サポートセンターにお問い合わせいただいた場合、まずは「状況のヒアリング」「問題の切り分け」をご案内させていただきます。
しかし、 サービスリクエスト(以下、SR )を起票する際、事前に問題を切り分けて状況を整理することで、サポートセンターとのやり取りをする回数、調査にかかる日数を短縮する効果が期待できます。
また、問題の発生状況を正確にご申告いただくことは、類似/既知事象の有無を探すうえでも有益な情報です。場合によっては切り分けの過程で原因が判明する可能性もあります。
サポートエンジニアから問題解決までの道すじをお伝えする上でも、正確な状況を確認いただくことは重要なポイントです。
そのため、問題が発生した場合は以下のポイントを押さえつつ状況を整理し、切り分け結果などの情報をサポートセンターへお問い合わせいただくようご協力をお願いします。
1.ビジネスID の確認
Vision One 管理コンソールにログインしてご利用中の Vision One の ビジネスID を確認します。ビジネスID は環境を特定するために利用される一意のIDで、Vision One を構築された際に自動的に付与されます。
ビジネスID の確認方法はこちらをご確認ください。
2.トレンドマイクロによるリモートサポートの可否確認
Vision One ではトレンドマイクロのテクニカルサポートによるリモートサポートが利用できます。リモートサポートを利用する事で、お客様がご利用中のVision One 管理コンソールにトレンドマイクロのテクニカルサポートが直接ログインし、状態などを確認させていただく事が可能となります。
リモートサポートを希望される場合はこちらから内容をご確認いただいた上で、リモートサポートの許可をお願いします。
3.Vision One プラットフォームの確認
Vision One では環境をセットアップした時期によって2種類のプラットフォームがあり、それぞれのプラットフォームで画面に表示されるメニューや利用できるアプリに違いがあります。そのため、問い合わせを始める前にお客様がどちらのプラットフォームを利用しているのかをご確認いただければと思います。
詳細な確認方法についてはこちらからご確認ください。
4.XDR Endpoint Basecamp、XDR Endpoint Sensorで障害が発生している場合
Vision One のエージェント側(Basecamp、Sensor)で問題が発生している場合は、XDR Endpoint Checkerツールを利用し端末の状態や通信要件のチェック、ログの採取などを行います。
XDR Endpoint Checkerツールについてはこちらをご確認ください。※ツールの実行が難しい場合は手動で全ての情報を採取する事もできます。その場合はこちらをご確認ください。
5.Risk Insights で障害が発生している場合
Vision One 管理コンソールの Risk Insights で障害が発生している場合はこちらをご確認ください。
6.Zero Trust Secure Access で障害が発生している場合
Vision One 管理コンソールの Zero Trust Secure Access で障害が発生している場合はこちらをご確認ください。
7.Sandbox Analysis App で障害が発生している場合
Vision One 管理コンソールの Threat Intelligence > Sandbox Analysis で障害が発生している場合はこちらをご確認ください。
8.Service Gateway で障害が発生している場合
Vision One 管理コンソールの Service Gateway Management で障害が発生している場合はこちらをご確認ください。
9.Vision One Endpoint Securityに関連する障害が発生している場合
Vision One Endpoint Securityに関連する管理コンソール、又はエージェントでで障害が発生している場合はこちらをご確認ください。
10.Vision One のWebコンソール上で問題が発生している場合
Vision One 管理コンソールで障害が発生している場合、ブラウザを使ったログの収集が必要になる事があります。その場合はこちらをご確認ください。