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次に紹介する手順で、Macへビジネスセキュリティサービスのエージェントプログラムをインストールすることが可能です。

はじめにお読みください

  • インストールの前にシステム要件を確認してください。
  • Macへは「Trend Micro Security (for Mac)」がエージェントプログラムとしてインストールされます。
     
  • ブラウザが「プライベートモード」の場合、インストールに失敗しますので、事前にプライベートモードを解除してインストールを実施してください。

作業手順

Step 1インストール情報の取得

  1. 管理コンソールにアクセスし、ログインします。

    管理コンソール

    ユーザ登録時に設定した「ログインID」と「パスワード」を入力して、「ログイン」ボタンをクリックします。


     
  2. 「セキュリティエージェント」メニューをクリックし、「すべてのセキュリティエージェント」、「手動グループ」または配下の任意のグループを選択後、「+セキュリティエージェントの追加」ボタンをクリックします。
     
  3. セキュリティエージェントのインストール方法画面が表示されます。
     

・インストーラリンクの送信

  1. 1つ目の項目にある「インストーラリンクの送信」をクリックします。
     
  2. 「インストーラーリンクの送信」から、自動で作成されたメールを送付し、エンドポイント側でリンクをクリックしてインストールを実施します。
    また、「メールコンテンツの表示」から「コンテンツのコピー」で内容をコピーしてメモ帳などに保存したものを配布してインストールにご利用いただくこともできます。
     

・インストーラのダウンロード / ・このエンドポイントにインストール

Mac用エージェントの場合、この2つはいずれも「WFBS-SVC_Agent_Installer.zip」をダウンロードします。
 

Step 2Macへのインストール

※ Mac用エージェントを macOS Catalina 10.15 以降の OS にインストールする際、インストーラが「ダウンロード」へのアクセスを求める画面が表示される場合がございます。その場合は、[許可] をクリックして下さい。
  1. 「インストーラーリンクの送信」からメールで送られたインストール用のリンクをクリックするか、「インストーラのダウンロード」「このエンドポイントにインストール」にて以下の画面を開きます。

    下のような画面が表示されたら、[ダウンロード] をクリックします。その後、インストーラ(WFBS-SVC_Agent_Installer.zip)のダウンロードが開始されます。

  1. ダウンロード完了後、「WFBS-SVC_Agent_Installer.zip」内の「WFBS-SVC_Agent_installer.pkg」をクリックし、インストールを実行します。

  1. [続ける] をクリックし、インストールを進めます。

  1. 「ようこそTrend Micro Securityインストーラへ」画面で「続ける」をクリックし、インストールを進めます。

  2. 「サーバーへの接続をテスト」画面で「続ける」をクリックします。

  3. 「インストール」をクリックします。

  1. 「インストール」が実行されます。

  1. 「インストールに成功しました」というメッセージが表示されたら完了です。「閉じる」をクリックして終了します。

  1. 新規インストールを実施した場合、下記の画面が表示されますので、その場合は [続行] をクリックし、追加で必要な権限のセットアップをご実施ください。なお、ご利用のOSによって必要な作業が異なりますので、下記手順のうちご利用のOSに合わせた手順の実施をお願いいたします。

macOS Big Sur 11.x ~ macOS Monterey 12.x のバージョンの場合

  1. 「システム拡張機能を許可」の画面で画面の指示にしたがって設定を行います。



    10-1.「セキュリティとプライバシー」画面を開きます。

    10-2.「一部のシステムソフトウェアでは、使用する前に確認が求められます。」と記載がある箇所の「詳細」ボタンをクリックします。
    ※開いた画面左下のカギのアイコンをクリックし、macOS 管理者パスワードを入力後ロックを解除してください。
    ※すでに許可済みの場合、「詳細」ボタンは表示されませんので、本手順はスキップして10-5.の手順にお進みください。

    10-3.リストから「iCoreService」の項目をすべて選択し、[OK] をクリックします。



    10-4.「"iCoreService"がネットワークコンテンツのフィルタリングを求めています」と表示されるので、[許可] をクリックします。



    10-5.「システム拡張機能を許可」の画面に戻り、[続行] をクリックします。
  1. 「フルディスクアクセスを許可」の画面で画面の指示にしたがって設定を行います。



    11-1.「セキュリティとプライバシー」画面を開きます。

    11-2. [プライバシー]タブを開き、画面左下のカギマークをクリックしてロックを解除します。

    11-3. 続いて、[フルディスクアクセス]を開いて[+]をクリックします。

    11-4. 「フルディスクアクセスを許可」の画面に戻り、4番の「ファイルの場所を開く」をクリックして表示された「iCoreService」を[フルディスクアクセス] の一覧にドラッグアンドドロップします。

    11-5. 「フルディスクアクセスを許可」の画面に戻り、5番の「ファイルの場所を開く」をクリックしてして表示された 「Trend Microセキュリティエージェント」を [フルディスクアクセス] の一覧にドラッグアンドドロップします。なお、下記画面が表示された場合は [あとで行う] をクリックしてください。



    11-6. [フルディスクアクセス] の一覧に「iCoreService」「Trend Microセキュリティエージェント」「TrendMicro Extension」が表示されており、チェックがついていることを確認します。チェックがついていない場合は、チェックを付けてください。
    ※ macOS 11 Big Sur をご利用の場合は、「TrendMicro Antivirus Extension」についても追加とチェックが必要となります。

    11-7.「セキュリティとプライバシー」画面を閉じ、「フルディスクアクセスを許可」の画面で [続行] をクリックします。
  1. [OK] をクリックすると自動的にセキュリティエージェントが再起動されます。

  1. インストールが完了するとMacのアプリケーション内に以下のように表示されます。

    ユーザが追加した画像

 

Macエージェントを以前にインストールしたことがある場合、上記手順を実施することで、iCoreServiceが複数登録された状態になる場合がありますが、そのままご利用いただいて問題ありません。

 

macOS Ventura 13.x ~ macOS Sonoma 14.x のバージョンの場合

  1. 「システム拡張機能を許可」の画面で画面の指示にしたがって設定を行います。



    10-1.「プライバシーとセキュリティ」画面を開きます。

    10-2.「一部のシステムソフトウェアでは、使用する前に確認が求められます。」と記載がある箇所の「詳細」ボタンをクリックします。
    ※パスワードを求められる場合 macOS 管理者パスワードを入力後ロックを解除してください。
    ※すでに許可済みの場合、「詳細」ボタンは表示されませんので、本手順はスキップして10-5.の手順にお進みください。

    10-3.リストから「iCoreService」の項目をすべて有効にし、[OK] をクリックします。



    10-4.「"iCoreService"がネットワークコンテンツのフィルタリングを求めています」と表示されるので、[許可] をクリックします。



    10-5.「システム拡張機能を許可」の画面に戻り、[続行] をクリックします。
  1. 「フルディスクアクセスを許可」の画面で画面の指示にしたがって設定を行います。

    image.png

    11-1. [フルディスクアクセスを開く] をクリックし、フルディスクアクセスの画面を開きます。

    11-2. 「フルディスクアクセスを許可」の画面に戻り、2番の [ファイルの場所を開く] をクリックして表示された「com.trendmicro.icore.es.systemextension」を[フルディスクアクセス] の一覧にドラッグアンドドロップします。

    11-3. 「フルディスクアクセスを許可」の画面に戻り、3番の [ファイルの場所を開く] をクリックして表示された「Trend Microセキュリティエージェント」を[フルディスクアクセス] の一覧にドラッグアンドドロップします。

    11-4. 「フルディスクアクセスを許可」の画面に戻り、4番の [ファイルの場所を開く] をクリックして表示された「iCoreService」を[フルディスクアクセス] の一覧にドラッグアンドドロップします。

    11-5. フルディスクアクセスの画面において以下の切り替えスイッチが有効になっていることを確認後、「フルディスクアクセスを許可」画面の [続行] をクリックします。
    ・iCore Service
    ・Trend Micro セキュリティエージェント
    ・Trend Micro Extension
     
  1. [OK] をクリックすると自動的にセキュリティエージェントが再起動されます。

  1. インストールが完了するとMacのアプリケーション内に以下のように表示されます。

    ユーザが追加した画像

 

Macエージェントを以前にインストールしたことがある場合、上記手順を実施することで、iCoreServiceが複数登録された状態になる場合がありますが、そのままご利用いただいて問題ありません。

 

macOS Sequoia 15.x のバージョンの場合

  1. 「システム拡張機能を許可」の画面で画面の指示にしたがって設定を行います。



    10-1.「ログイン項目と拡張機能」画面を開きます。

    10-2.下にスクロールして、[機能拡張] の [エンドポイントセキュリティ拡張機能] 項目の (i) をクリックします。

    10-3.リストから「iCoreService」の項目を有効にし、[完了] をクリックします。パスワードを求められる場合 macOS 管理者パスワードを入力後ロックを解除してください。



    10-4. [ネットワーク拡張機能] の (i) をクリックし、10-3.の手順を繰り返します。

    10-5.「"iCoreService"がネットワークコンテンツのフィルタリングを求めています」と表示されるので、[許可] をクリックします。



    10-6.「システム拡張機能を許可」の画面に戻り、[続行] をクリックします。
  1. 「フルディスクアクセスを許可」の画面で画面の指示にしたがって設定を行います。

    image.png

    11-1.  [フルディスクアクセスを開く] をクリックし、フルディスクアクセスの画面を開きます。

    11-2. 「フルディスクアクセスを許可」の画面に戻り、2番の [ファイルの場所を開く] をクリックして表示された「com.trendmicro.icore.es.systemextension」を[フルディスクアクセス] の一覧にドラッグアンドドロップします。

    11-3. 「フルディスクアクセスを許可」の画面に戻り、3番の [ファイルの場所を開く] をクリックして表示された「Trend Microセキュリティエージェント」を[フルディスクアクセス] の一覧にドラッグアンドドロップします。

    11-4. 「フルディスクアクセスを許可」の画面に戻り、4番の [ファイルの場所を開く] をクリックして表示された「iCoreService」を[フルディスクアクセス] の一覧にドラッグアンドドロップします。

    11-5. フルディスクアクセスの画面において以下の切り替えスイッチが有効になっていることを確認後、「フルディスクアクセスを許可」画面の [続行] をクリックします。
    ・iCore Service
    ・Trend Micro セキュリティエージェント
    ・Trend Micro Extension
     
  1. [OK] をクリックすると自動的にセキュリティエージェントが再起動されます。

  1. インストールが完了するとMacのアプリケーション内に以下のように表示されます。

    ユーザが追加した画像

 

Macエージェントを以前にインストールしたことがある場合、上記手順を実施することで、iCoreServiceが複数登録された状態になる場合がありますが、そのままご利用いただいて問題ありません。

 

Step 3登録の確認

  1. 管理コンソールに再度、ログインします。
    管理コンソール


     
  2. 「セキュリティエージェント」メニューをクリックし、「すべてのセキュリティエージェント」、「手動グループ」または配下の任意のグループ内の表示された画面内にインストールを実施したMacが登録されていることを確認します。