アップデート元の種類
- 【A】 Apex One サーバ(統合Smart Protection Server)をアップデート元にする
- 【B】 アップデートエージェントをアップデート元にする
- 【C】 Active Update サーバをアップデート元にする
- 【D】 Trend Micro Smart Protection Server をアップデート元にする(※スマートスキャンを利用の場合)
アップデート元は【A】あるいは【B】をご利用ください。
【A】【B】の設定でアップデートができない環境では【C】【D】の設定を行ってください。
【A】Apex One サーバをアップデート元にする
- Web コンソールを開きます。
-
トップページ上側メニューから次をクリックします。
[アップデート]→[エージェント]→[アップデート元] - 「標準アップデート元(Apex One サーバからのアップデート)」を
クリックします。
- [すべてのエージェントへ通知]ボタンをクリックします。
以降の作業は Apex One サーバ/クライアント間にプロキシが存在する場合に実施します。ご利用環境によって不要な場合もあります。
- トップページ左側メニューから次をクリックします。
[管理]→[設定]→[プロキシ]→[エージェント]
- 画面上部で[内部プロキシ]タブになっていることを確認し、 「ウイルスバスター Corp.サーバとのクライアント接続」項目にて必要情報を入力し、画面最下部の[保存]ボタンをクリックします。
【B】アップデートエージェントからアップデートする
今回、以下のような設定を例にご説明します。ご利用環境に置き換えてご確認ください。
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Apex One サーバ
(IPアドレス:192.168.1.1)
↓
この部分のネットワーク帯域の負荷を軽減します。
↓
アップデートエージェントに設定した Apex One エージェント
(IPアドレス:192.168.1.5)
↓
一般の Apex One エージェント
(192.168.1.2 ~ 192.168.1.4、192.168.1.6 ~ 192.168.1.10)
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- Web コンソールを開きます。
- トップページ上側メニューから次をクリックし、エージェントツリーを開きます。
[エージェント]→[エージェント管理]
- アップデートエージェントとして機能させるエージェント(例では192.168.1.5)を
エージェントツリーから探します。
そのエージェントを選択した状態で、画面上部の[設定]ボタンをクリックし、
[アップデートエージェント設定]をクリックします。
- アップデートエージェントとして機能させたい項目にチェックを入れ、
[保存]をクリックします。
- トップページ上側メニューから次をクリックします。
[アップデート]→[エージェント]→[アップデート元]
- [ユーザ指定アップデート元]を選択します。
何らかの原因でアップデートエージェントに接続できない状況が発生した場合に備え、
Apex One サーバからアップデートさせたい場合は、次の項目にチェックを入れます。
「利用できるユーザ指定アップデート元が見つからない場合、ウイルスバスター Corp.サーバから次のデータをアップデートする:」
□コンポーネント
□ドメイン設定
□セキュリティエージェントプログラムとHotFix
- アップデートエージェントが Apex One サーバから最新のコンポーネントをアップデートする場合は、次の項目にチェックを入れます。
□アップデートエージェントの場合は、Apex Oneサーバからのみアップデートを実行する(コンポーネント、ドメイン設定、エージェントプログラム、およびHotfixのアップデート)
- ユーザ指定アップデート元設定画面の[追加]ボタンをクリックします。
- 開始IPアドレスと、終了IPアドレスおよびアップデート元を入力します。
[開始IPアドレス-終了IPアドレス]の間に、アップデートエージェントのIPアドレス(192.168.1.5)を含めることはできません。
そのため、以下のように2つの設定を作成する必要があります。
・「開始IPアドレス 192.168.1.2」
「終了IPアドレス 192.168.1.4」
「アップデート元 アップデートエージェント」
・「開始IPアドレス 192.168.1.6」
「終了IPアドレス 192.168.1.10」
「アップデート元 アップデートエージェント」
- [アップデートエージェント]にチェックを入れて、[保存]ボタンをクリックします。
【C】 Active Update サーバをアップデート元にする
- Web コンソールを開きます。
- トップページ上側メニューから次をクリックします。
[エージェント]→[エージェント管理]→
トレンドマイクロのActive Update サーバへ接続してアップデートさせたいエージェントまたはグループを選択 →[設定]→[権限とその他の設定]
- 画面上部の、[その他の設定]タブに移動します。
- [セキュリティエージェントがトレンドマイクロのアップデートサーバからアップデートをダウンロード]にチェックを入れ、[保存]ボタンをクリックします。
以降の作業は Apex One サーバ/クライアント間にプロキシが存在する場合に実施します。ご利用環境によって不要な場合もあります。
- トップページ左側メニューから次をクリックします。
[管理]→[設定]→[プロキシ]→[エージェント]
- 画面上部で[内部プロキシ]タブになっていることを確認し、
「ウイルスバスター Corp.サーバとのクライアント接続」項目にて必要情報を入力し、画面最下部の[保存]ボタンをクリックします。
【D】 Trend Micro Smart Protection Server をアップデート元にする
※こちらの方法は、スマートスキャンパターンとスマートクエリフィルタパターンのみのアップデート元としてご指定いただけます。- Web コンソールを開きます。
- コンピュータの位置を設定します。
[エージェント]→[エンドポイントの位置]をクリックします。
エージェントの接続状態によって内部/外部の判定をしたい場合は「参照サーバリスト」、
ゲートウェイIPアドレスによって内部/外部の判定をしたい場合は「ゲートウェイIPアドレス」の設定をしてください。
設定し終えたら、[保存]ボタンをクリックします。
- トップページ上側メニューから次をクリックします。
[管理]→[Smart Protection]→[Smart Protectionソース]
- 画面上のタブで[内部エージェント]をクリックします。
- [標準リスト (すべての内部エージェント用のリスト) を使用する]または[エージェントのIPアドレスに基づいたカスタムリストを使用する]を選択します。
(※1)
全てのエージェントが同じ Trend Micro Smart Protection Server を利用する場合は標準リスト、
IPアドレスによって各エージェントが使用する Trend Micro Smart Protection Server を設定する場合はカスタムリストを利用します。
(※2)
入力するアドレスは以下の通りです。
HTTPで指定されたい場合 : http://x.x.x.x/tmcss
HTTPSで指定されたい場合: https://x.x.x.x/tmcss
事前に接続可能かどうか、[接続テスト]ボタンで確認することを推奨します。
- いずれかのリストを設定し終えたら、画面下部の[すべてのエージェントへ通知]ボタンをクリックします。