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はじめに

Cloud Edgeのファームウェアの更新はかならずパッチファイルと呼ばれるメジャーアップデート用の更新ファイルをあらかじめ適用していただく必要があります。

 

詳細

Cloud Edgeのファームウェアについて以下をご確認ください。

 

修正ファイルの種類

Cloud Edgeの筐体Boxに適用するファームウェアには以下の2種類があります。

種類 説明 ファイル名
パッチファイル メジャーアップデート用のファイルです。 CloudEdge_xx_lx64_en_patch_bxxxx.tar
Hotfix 特定の問題の修正ファイルです。 CloudEdge_xx_lx64_en_hotfix_bxxxx.tar

※x には数字が入ります。
※いずれのプログラムも過去の修正を含む累積修正となっています。

 

修正プログラムの適用の順番

ファームウェアをアップグレードするには現在のバージョン以降のパッチファイルを抜けなく順番に適用する必要があります。また、各Hotfixを適用するには、その直前のパッチファイルをあらかじめ適用しておく必要があります。

必要なパッチファイルを適用せずにそのバージョンのHotfixや次のパッチファイルを適用することはできません。

 

例:現在のバージョン5.2 (5.2.1139) から 5.6SP1用のHotfix(5.6.2129)を適用する場合

1 現在 5.2.1139 CloudEdge5.2 yazirusi.PNG
2 Patch 5.3.1130 CloudEdge5.3
3 Patch 5.5.1082 CloudEdge5.5
4 Patch 5.5.2085 CloudEdge5.5sp1
5 Patch 5.5.3046 CloudEdge5.5sp2
6 Patch 5.6.1090 CloudEdge5.6
7 Patch 5.6.2060 CloudEdge5.6sp1
8 Hotfix 5.6.2129  

※いずれのプログラムも過去の修正を含む累積修正となっています。そのため、間にあるすべてのHotfixを一つ一つ適用する必要はありません。また、パッチファイルとパッチファイルの間のHotfixは適用してあってもなくても問題はありません。そして最後のHotfixの前に他のHotfixがインストールされていても影響はありません。

 

適用すべきファームウェアや最新のバージョンについて

適用すべきファームウェア(パッチファイル、Hotfix)やその詳細、現在リリースされている最新のバージョンなどはご契約先の窓口にご確認ください。
 

ファームウェア適用後のCloud Edge再起動について

パッチファイル適用後、Cloud Edgeは再起動を行います。Hotfixについては基本再起動はありませんが、
以下のHotfixを含む適用を行う場合については例外的に再起動が実施されます。

5.6.2152、 5.6.3309、7.0.1087、7.0.1090

 

ファームウェア適用時アップデートの動作について

手動アップデートによるアップデートを行う場合、1回で複数Patchが適用されます。
※Patchが上がるたびに再起動がかかります
 5.6.2152についてのみHotfixですが例外的に再起動が実施されます

予約アップデートによるアップデートを行う場合、1回につき1つのパッチが適用されます。
予約アップデートを「毎日」に設定していた場合、2つのPatchを適用するのに2日かかります。

例)
5/16 Patch 5.6.2060
5/17 Patch 5.6.3066
5/17 Hotfix   5.6.3110