CDTとは?
CDTとは問題が発生した時の調査に必要となる情報を簡単な手順で採取できる
トレンドマイクロ製品共通のツールです。
CDTは下記からダウンロードできます。
CDTの取得方法
上記ダウンロードサイトからダウンロードした「cdt26_win_en_****.zip」というZIPファイルを、ビジネスセキュリティサーバ(クライアント)の適当なフォルダへ展開します。(インストールは不要です)
「****」はビルド番号のため、ダウンロードした時期によって異なるビルド番号が入ります。
CDTを使ったデバッグログ取得手順
CDTを使ってデバッグログを取得するには、下記の手順に従ってください。
- 展開したフォルダ内の「CaseDiagnosticTool.exe」 をダブルクリックし実行します。
ユーザアカウント制御画面が表示された場合は、「はい」をクリックします。
- 免責事項の文言が表示されます。
概要紹介とライセンス契約について同意したら、「I accept the terms of this license agreement」にチェックを入れて「Start」をクリックします。
- CDTに対応したトレンドマイクロ製品を検索します。
そのまましばらくお待ちください。
- CDTに対応した製品の一覧が表示されます。
ビジネスセキュリティサーバあるいはビジネスセキュリティクライアント(またはその両方)が表示されます。製品名にチェックを入れると、「Basic Information」に、チェックが入ります。すべてのチェックボックスにチェックを入れて [Next>]をクリックします。サポートセンターから指示があった場合は、特定のチェックボックスにのみチェックを入れて[ Next>]をクリックします。
サポートセンターからインストール状況の確認のために製品情報のみの取得の指示があった場合は、デバッグログの取得は不要です。製品名のみにチェックを入れ「Basi Information」のみにチェックが入っている状態で「Next >」をクリックし、次ページで「Skip>>」をクリックして、手順9 以降を実施します。 - 「Start Debug Mode」をクリックします。
「LogServer.exe」のコマンドプロンプト画面が表示される場合がありますが、しばらくすると画面が消えます。ビジネスセキュリティの各サービスが再起動されるため、ビジネスセキュリティクライアントが無効のメッセージが表示される場合があります。
- 「Debug mode」が「on」の状態(下図の状態)になるとデバッグモードが有効となりログが出力されはじめます。
このあとで現象を再現させます。
- 現象の再現が完了したら、「Stop Debug Mode」をクリックしてデバッグの取得を終了します。
デバッグモード実行時には、非常に多くの情報がログとして出力されます。CPUやメモリ等のリソースを消費し、デバッグログの肥大化によってディスク容量が圧迫される危険性もありますので、現象が再現する条件を可能な限り特定し、デバッグログの取得時間をできるだけ短くする事をお勧めします。
- デバッグモードが停止したら、「Next >」をクリックします。
- ログを出力するフォルダを選択します。
初期設定ではCDTが入っているフォルダ内の「CDT_Data」フォルダにログが出力されます。変更したい場合は、「Browse」をクリックし、ログの出力先フォルダを選択します。
次にお使いのシステムの情報の取得期間を選択します。
- 「All logs」:全てのログを出力します。
- 「Today's logs」:この操作を行った当日の情報のみを取得します。
- 「The logs for the following dates」:問題が発生するようになった時期を特定できる場合は、ここにチェックを入れ、情報を取得する期間をカレンダーから選択します。
次に、下のテキストボックス内へ発生している問題の詳細を記載します。
このテキストボックスへは日本語での入力も可能です。できる限り詳細に発生している問題を記載してください。
必要な情報を入力したら、「Next >」をクリックします。
- 図のようなプログレスバーが現れ、情報の採取が開始されます。
そのまましばらくお待ちください。
- 情報採取が完了すると、全ての情報が1つのZIPファイルに圧縮されて保存されます。
(ファイル名は、”CDT-YYYYMMDD-hhmmss.zip”となります。)
「Finish」をクリックしてCDTを終了します。
作成されたZIPファイルをサポートセンターへご提供ください。
CDTログの採取は以上です。