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はじめに

2024年12月10日の時点で Apex One 2019 の最新版はビルド「13140 」になります。

ウイルスバスター Corp. からApex One 2019 へバージョンアップを実施する際の流れ

Apex One 2019 Build 1632へバージョンアップが可能となるウイルスバスター Corp. は以下のバージョンです。

  • ウイルスバスター Corp. XG 以降
  • ウイルスバスター Corp. 11.0 Service Pack 1 Patch 1 (Build 6245) 以降

ウイルスバスター Corp. 11.0 Service Pack 1 Patch 1 (Build 6245) 以降のビルドであれば Apex One 2019 Build_1632へのアップグレードは可能ですが、アップグレードをスムーズに行うために、可能な限り最新のビルドを適用する事をご検討ください。

バージョンアップを実行する前に、念のために必ずバックアップを取得してください。
手順は以下の製品Q&Aをご参照ください。
 

 

Apex One 2019 の最新版へバージョンアップを実施する際の流れ

以前のバージョンから最新の Apex One 2019 へバージョンアップする場合の順序は以下の流れとなります。

新規でApex One 2019 をインストールする場合には、Service Pack 1 リビルド版 (ビルド 11564) をお使いください。

ポイント!

上図のバージョンアップの順序は、ApexOne サーバのものとなります。 セキュリティエージェントにつきましては、Build9120以上であればApex One の最新ビルドへ直接バージョンアップすることが可能です。

※セキュリティエージェントのBuildが9120未満の場合、Apex One Build (11564)を経由してバージョンアップ頂くようお願いします。(ウイルスバスター Corp. XGクライアントを含む)

初期状態では、Apex One サーバに Service Pack や Patch を適用する毎に、セキュリティエージェントにプログラムの配信が行われます。
上述の通りセキュリティエージェントのBuild9120以上であれば、Apex One サーバに必要な Service Pack や Patch を全て適用した後に、
セキュリティエージェントに必要なプログラムを一括で配信する事も可能です。
手順については、以下製品 Q&A をご確認ください。

製品Q&A:ネットワークの負荷を軽減/抑制しクライアントを段階的にバージョンアップする方法

Apex One 2019 へバージョンアップする

以下手順で最新版にしてください。

事前確認 : 帯域制御の必要性や関連製品の使用状況を確認する

帯域制御の必要性の検討

Apex One のバージョンアップの仕組みとして、Apex One サーバのバージョンアップを実施すると、Apex One セキュリティエージェントへ自動的にプログラムが配信される仕組みとなっています。クライアント台数が多い環境ではバージョンアップ時のネットワーク負荷が問題となる場合があります。
その場合は、下記設定を実施してから、バージョンアップを実施してください。

連携製品の使用状況を確認する

Apex Central および Trend Micro Control Manager での統合管理を実施していたり、Smart Scan Server を別立てで使用している場合は、ご使用のバージョンを確認してください。バージョンXG で使用できるバージョンは以下の通りです。

  • Apex Central 2019 Build3945 以降
  • Trend Micro Control Manager 7.0 以降
    ※ Apex Central と Apex One を組み合わせて利用できるようになる機能は、Control Manager との組み合わせではご利用いただけません。
    (例) Apex One の Endpoint Sensor 機能に関するポリシーを設定する
  • Smart Protection Server 3.3 Patch 2 Build1158以降
 

Step 1: 現在使用しているバージョンを確認する

現在使用しているバージョンを確認します。確認方法は下記バージョン確認方法のページを参考にして確認してください。
(「■バージョンXG」 と同様の手順で確認が可能です)

各バージョンとビルドとの組み合わせは以下の通りです。
ビルドは各バージョンの初期値となり、Critical Patch やHotfix等の適用状況により異なる場合があります。

使用バージョン ビルド
11.0 Service Pack 1 Patch1 以降 6245 以降
XG 以降 1406 以降
Apex One 1632 以降
Apex One Service Pack 1 以降 11092 以降
 

Step 2: 使用しているバージョンを起点としてPatch等を適用する

使用しているバージョン項目を確認し、Patch等の適用を実施してください。
 

1. バージョン 11.0 Service Pack 1 Patch1 以降、XG 以降をご使用の場合

Apex One 2019 へ直接バージョンアップできます。

その後、Apex One 2019 Service Pack 1 リビルド版 (ビルド 11564)、 Apex One 2019 Critical Patch (ビルド 13140)の順で適用してください。

 

※インストール作業中に「Apex Oneで使用できないアクティベーションコードです」とエラーメッセージが表示された場合はこちら のページをご確認ください。

 

2. Apex One を新規でインストールする場合

Apex One 2019 Service Pack 1 リビルド版 (ビルド 11564)を新規インストールしてください。

その後、 Apex One 2019 Critical Patch (ビルド 13140)を適用してください。

 

3. Apex One Build 1632 以降をご使用の場合

Apex One 2019 Service Pack 1 リビルド版 (ビルド 11564)を適用してください。

その後、 Apex One 2019 Critical Patch (ビルド 13140)を適用してください。

 

4. Apex One Build 11092 以降をご使用の場合

Apex One 2019 Critical Patch (ビルド 13140) を適用してください。

   

Patch/Critical Patch/Service Pack の適用に問題があった場合、以下製品Q&Aをご参照ください。